<プロ母の紹介>
あなたに紹介したいお仕事があります。
①「教師」「保育士」「看護師」「栄養士」「コーチ」「トレーナー」「マネージャー」「プロデューサー」を全部足したスキルや能力が求められる職業です。
②通常の雇用関係は成立しないので報酬は基本的にゼロです。
③人の命を預かる仕事なので基本的に24時間365日休みはありません。
④しかも事前に訓練を受けることはほぼゼロです。
もし、あなたがハローワークや人材紹介会社から上記の4つのことがすべて当てはまる仕事を紹介されたとしたら、やってみたいと思いますか?
この職業とは、「母親業」です。
ここ何年も社会的問題になっている「少子化」という言葉の存在が物語っているように、「母親業」は人気のない職業です。
「母親業」は、こんなに沢山のスキルや能力が求められる職業でありながら、どうして人気がないのでしょうか?
報酬ゼロ、24時間365日休みなしということも1つの要因ですが、「母親業」をやることが社会的キャリアにマイナスになるという前提が多くの女性の中にあることが一番の原因だと考えています。
今後、「母親業」が社会的キャリアのプラスになる職業として、世の中の人々に広く認知されるようになれば、「母親業」の人気は出てくるだろうし、なり手もどんどん増えるはずです。
「母親業」につくことが、社会で活躍する器に自分の人格を成長させることに繋がれば、「少子化」問題に歯止めがかかります。そして、「母親業」によって①に挙げた様々な職業のスキルや能力を伸ばしていくことで、育児休業や時短勤務や仕事をやめる期間があったとしても、長い目で見れば、社会で活躍する女性への近道になる、そういう社会にすればいいんです。
そのために、私は、世の中の多くのお母さんに「プロ母」になって欲しいと考えています。
「プロ母」とは逆に、子育てで上手くいかないことに毎日悩み、時には自分を責めたりするのが「アマチュア母(略して「アマ母」)」です。
では、「プロ母」は、こういう場合、どうするのか?
何か上手くいかないことが起こった時に、「これは自分と子供の成長にとって必要なことだ」という前提でとらえます。「アマ母」と同じように、悩んだり、自分を責めたり、怒りを感じたりということは経験しても、最終的にその先にある本当の意味、自分と子供を成長させる「愛」に気づくことができる脳の動かし方がトレーニングされています。
ところで、どんな仕事もまずやり方を教わったり、トレーニングをしていくものですが、あなたは「母親業」をやる前に充分なトレーニングを受けましたか?
私には大学生の娘と中学生の息子がいますが、18年前に母親業を始める時にトレーニングなんて受けませんでした。恐らくほとんどのお母さんが、「母親業」を始める時にトレーニングなんて受けていないと思います。しかも「プロ母」としての思考トレーニングなんて誰も受けたことがないでしょう。
私は5年前に、脳科学や心理学や言語学を駆使したコーチングを梯谷幸司氏から学びました。そして、気づいたんです。私が今までやっていた子育ては間違っていたことに。
それから梯谷氏から学んだ理論を子育てに活かすにはどうしたらいいのか、ずっと試行錯誤しました。その間、息子が不登校になり、娘も学校に行かないで、朝も起きられない時もあり、自分を責めていた時期もありました。
こんな状態でも、仕事は休めないからと、朝さっさと仕事に行ってしまう夫に怒りを感じた時もありました。
でも、だんだんとこれらの私の目の前に起こっている現実をコーチングスキルを使って、客観的に眺めているうちに、これらの起こっている出来事は、すべて私の思考パターン(信じ込みや前提)が創り出した現実であり、自分の思考パターンを変えれば、私の目の前に起こる現実も変わるにちがいないと考えるようになりました。
そうやって思考パターンが変わると不思議なもので、息子は不登校をやめ、高校受験に向けて毎日楽しそうに中学校に通うようになりました。
娘も見事、第一志望の難関大学に合格しました。
夫も私は何も言ってないのに、子育てに協力的になり、家庭のこともよくやってくれる現実が手に入りました。
そして、私は自分が本当にやりたかったこと、世の中のお母さんの意識を変えて「プロ母」を育てることに気づきました。
もし、子供が20歳になるまでの20年間、あなたが「母親業」をした場合、「プロ母」の意識で20年過ごすのと、「アマ母」のままで20年過ごすのとでは、子育てを終えた後の人生はどのように変わってくると思いますか?
「プロ母」として子育てをしていけば、子育ての時間は、「子供を優先して、自分のことは我慢をする時間」ではなく、「自分も子供も進化・成長する時間」にしていくことが可能です。
あなたも是非、『潜在意識×子育て』でプロ母に成長して、自分の人生を思い通りにしていきませんか!