子育ての夫婦間の意見をどう合致させるか!

経営者の方からお子さんが高校受験で
奥さんと子供の受験のことで意見が
合わなくて…というお話を聞きました。

 

このように夫婦間の子育てに対する
意見が合わないというご相談はよくあります。

 

例えば、
経営者であるお父さんは、
「子供の人生は子どものものだから
子供が自分でどこの高校に行きたいか
決めればいい」と思っているとします。

 

でも、奥様であるお母さんは
「子供には自分の行きたい高校に
行って欲しいけれど、子供が将来
苦しむ姿は見たくないから
少しでも大学受験に有利な高校に
行って欲しい」と思っているとします。

 

そして、このように夫婦間の意見が
相違していると、子供は
「自分はこうしたい!」と
自己主張できません。

 

どうしてかというと
子供は、お父さんが望んでいることと
お母さんが望んでいることの両方を
叶えれば、両親が仲良くなってくれると
思うのでどっちの意見も兼ねようと
するからです。

 

では、この夫婦間で子育ての意見が
食い違っている場合、
どのような解決方法があるのか?

 

夫婦で一緒に
子育てのゴールを設定すればいいのです。

 

子供を夫婦二人で築いた巣から
巣立ちさせる時に、
子供がどう状態に成長させていたいのか、
子育てのゴールを設定するのです。

 

子育てのゴールが
20歳なのか
専門学校や大学を卒業する時なのか
就職して社会人になった時なのか
それぞれあると思いますが、
その時までに子供にはこういう状態に
なっていて欲しい、それが自分たちの
ゴールだとまず決めます。

そして、そのゴールの状態に子供を
成長させるためには、今、何をする
必要があるのか!
未来から見て、今の子供に対する言動を
親が決めればいいのです。

 

私は息子が不登校だった時に
目の前の
”息子が学校に行かないで引きこもっている”と
いう目の前の現実に焦点を当て
その目の前の現実をどうにか変えようと
していた時期があります。

 

だけど、目の前の現実ばかりに
焦点を当てていると、
息子がたまに学校に行くと嬉しくなり、
また行かなくなると落ち込むという
繰り返しでした。

 

そこで夫と話し合って
子供が社会に出る時に
『自分で考えて自分で決めて行動する』大人に
するのが子育てのゴールだと決めて、
じゃあ、その子育てのゴールに向かうためには
『今、夫にどう息子に接してもらおうか?』
『私は息子にどう接したらいいだろうか?』
そうやって未来に焦点を当てて、
目の前の現実を捉えるように潜在意識を
トレーニングしたら
いつの間にか息子の不登校は終わっていました。

 

だからこの方法はかなり有効だと思います!

 

 

ご夫婦で話し合って
未来の子育てのゴールをまず設定して
『じゃあ、今、父親として子供にどう接するのか?』
『じゃあ、今、母親として子供にどう接するか?』
子育てをする。

 

未来を設定して、そのイメージに合うように
今、行動することは、
潜在意識の仕組みに合った思い通りの未来を手に入れる
最適な方法です!

 

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